近くて遠いお出かけスポット。岐阜県美濃エリア。
ＧＷ中、キャンピングカーがレンタルに出ている間に、近隣をドライブして新たな遊びエリアを開拓していました。
そしたら結構あるもんですねー
全部楽しむには人生の時間が足らなそうです。
まず向かったのは瑞浪市のサイエンスワールド。
中央道・瑞浪インターを降りてすぐのところにある科学館です。
（写真がなくてすみません）
スキー場へ向かうときにいつも通過していた瑞浪インターですが、こんな大きな施設があるとは全く気付きませんでした。
ここではサイエンスショーやワークショップなどが行われていて、見て、触れて、学ぶことができ、入場は無料です！
ＧＷという事もあり、多くの家族連れでにぎわっていて、サイエンスショーは先の時間まですでに満席。。。ワークショップで「ジャイロ風船」なる物を作り、一旦外へ出ました。
よくよく見てみるとサイエンスワールドは「地球回廊」「陶磁資料館」「化石博物館」などが集まった複合施設・公園の様な中の一角でした。せっかくなので他にも回ってみることに。
まずは地球回廊。
この施設は地下にありますが、なんと元々は戦時中、中国や朝鮮から連れてこられた労働者が働く地下工場だったとのこと。その一部を改装し、地球の歴史を知るための展示がされています。
普段は入場料200円の様ですが、この日は何故か無料開放！
空いてる日に有料で、混んでる日に無料って、ふつう逆でしょ～と突っ込みながらも有り難く無料で入場させて頂きました。
地球がどうやってできたのか、生命がどうやって誕生したのか、我々人類がいつ誕生したのか、そんなことが学べます。
これを見ていると、ながーい地球の歴史から考えたら、人類の歴史なんて簡単に吹っ飛ぶくらいの時間だと分かります。
「昔って、ヒトっていう生き物が地球を支配してたんでしょ？」
という時代が来ても、全くおかしくないという感覚になります。
館内は薄暗く、ビビりの子供は少し怖かったようなので、急ぎ足で見て回りました。
地球回廊の前には広場があります。
遊具も。
奥の広場ではお祭りが行われていました。
遊具のある広場近くに、化石博物館があったので一緒に行こうと子供を誘うも、遊具で遊びテコでも動かなくなっていたため、夫と子供を置いて一人で化石博物館へ向かいました。（内心ラッキーと思っていたのはナイショ）。
ちなみにここも無料開放されていました。
ここのすぐそばを走る中央道を建設した際に、恐竜やクジラをはじめとした海の生き物の化石が大量に見つかったそうです。
（詳しくはリンクを…）
でもなぜ岐阜でクジラ？不思議に思って順番に見ていくと、あらびっくり。
私の住む愛知県の大半から瑞浪市にかけては1500万年前まで海だったんですね！！
社会科は全くダメなので、本気で驚いてしまいました。
中国地方も半分くらい海です。海水面が上がったら、またこうなるという事なんでしょうかね。。。
無料でこんなに学ばせてもらって、有り難い限りです。
本物の化石に触れられるコーナーもありました。
そうこうしていると遊具に飽きた子供がやってきて、最後は一緒に陶磁資料館へ。
この日はここも無料。通常は200円です。
正直、個人的には有料だったら入らないと思われるカテゴリでしたが入ってみると面白いです。
ここ美濃地方と言えば「美濃焼」が有名です。それらの歴史や作り方の展示です。
気にしたこともなかったですが、絵の付け方にもいろんな手法があるんですね。
そりゃそうだ。
ちなみに我が家で使っている食器はほぼＩＫＥＡ製で、白か黒の無地です。
たくさん使っても無駄なく食洗器に入るかとか、収納に場所を取らないか、割れても買替が効くかなど、日々の忙しさを理由に合理性を求めた結果の、ただただ単調で無機質な食器たちです。
でも、こういった歴史や人々の暮らしを感じることのできる焼き物も良いなと思いました。
ここを出るころにはもう夕方。土岐プレミアムアウトレットまで車で15分だったので、移動して、ぶらりとお店を見て、夜ご飯。
この周辺にもセラミックパークＭＩＮＯや多治見モザイクタイルミュージアムなど地場産業と学び・遊びが融合した施設や、温泉もありました。
今回はキャンピングカーではなかったので日帰りになってしまいましたが、もう1日ここに居られるなら、もう少し足を延ばして妻籠宿・馬籠宿にも行きたかったなぁ。
近くて遠い、遠くて近い、そんなお出かけにも、キャンピングカーは大活躍してくれますよ！
梅雨入り前の春の行楽は、キャンピングカーで！
代表 ひらのあや
美味しいものが好きなら、この一冊と共にお出かけがおすすめ！
